左下腹部の痛み

過敏性腸症候群

ここでは左の下腹部痛が起こった場合に考えられる病気、過敏性腸症候群について詳しく説明していきます。

過敏性腸症候群とは、腸に明らかな異常が認められないのにも関わらず、腹痛や腹部の張りなどの腹部症状と、下痢や便秘などの便通症状を来たす病気の事を言います。20〜40代の比較的若年層に多く発症し、男性よりも女性の方が多く見られます。
また、症状の便通状態によって、「下痢型」と「便秘型」に分けられ、その両方を交互に繰り返す「混合型」もしくは「交代型」の3つのタイプに分けられます。男性は下痢型か混合型、女性は便秘型が多い傾向にあります。

sponsored link




【過敏性腸症候群の原因と症状】

過敏性腸症候群の原因は未だはっきりと解明されてはいませんが、消化管運動異常、消化管知覚過敏、心理的異常の3つが大きな要因と考えられています。

過敏性腸症候群の症状は、腹痛や腹部の不快感などの腹部症状、それに加え下痢や便秘などの便通症状が挙げられます。基本的に腹痛は左下腹部に最も多く見られるので、「左下腹部痛」のカテゴリーに入れていますが、下腹部全体に痛みがあったり右下腹部に痛みがあったりすることもあります。
便意に伴って疝痛発作や持続性の鈍痛があり、排便後に一時的に軽快することが多いです。

【過敏性腸症候群の治療】

治療としては3つのアプローチが基本となります。「生活習慣や食生活の改善」、「運動療法」、「薬物療法」の3つです。
「生活習慣や食生活の改善」の中で下痢に対しては、香辛料や冷たい飲食物、乳製品にアルコール、消化の悪い脂っこい食べ物などを避ける必要があります。便秘に対しても同様に刺激の強い飲食物は避け、水分や食物繊維を多く含む食材を積極的に摂り入れます。また、睡眠不足や不規則な生活などライフスタイルの改善も必要となってきます。
「運動療法」では、運動不足によって代謝が低下することで腸機能に異常が生じることも考えられます。体操や散歩など適度な運動を日常生活に取り入れることで、体も健康になりストレス解消にも繋がります。
「薬物療法」では、上の2つに比べて即効性がありとても効果的な治療法ですが、根本的な解決には繋がらないことも多く、あくまで対症療法として考えるべき治療法です。使用する薬は、セロトニン受容体拮抗薬や乳酸菌製剤、止痢薬や緩下薬などがあります。

sponsored link




このページをご覧の方は、次のページもよく読まれるのでお勧めです。

⇒ 腸炎

⇒ 食中毒

⇒ 潰瘍性大腸炎

⇒ 大腸憩室症

⇒ 大腸がん

⇒ 痛み方と症状による分類



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

sponsored link



[当サイトへの問い合わせ]
kahukubu2★gmail.com
★を@に変更して下さい。

[免責]
当サイトで提供されている情報の利用によって生じたトラブル等について当方では一切関与いたしません。情報の利用は利用者様ご本人の責任において行ってください。

[第三者広告配信]
当サイトでは、第三者配信による広告サービスを利用しています。このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 (氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。